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茶道具きよ川 店主ブログ

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楽さん

2020年2月29日

「大黒」「無一物」「一文字」「ムキ栗」彼らが私を呼び止める。くぎ付けになる。震えが背筋に添って上がってくる。・・・私は長次郎茶碗に秘された恐ろしさを見た。極まりを見た。それは世間に突き付けた抜き身の匕首。・・・・世界と己を刺し通し、表現者として果てたこの古聖に対し「利休さん、よかったね」と私は語りかけた。その時からである。優しかった私の茶碗が、激しく牙をむき始めたのは。 日経新聞 ―私の履歴書 楽...

茶会の中止

2020年2月26日

台湾で「日本神話」が崩壊しつつある。衛生管理や医療態勢、感染症対策などで長年、お手本と考えてきた日本が、新型肺炎をめぐる防疫では、初期動作で後手に回ったとの失望からだ。台湾における新型肺炎の感染者はわずかで、大陸との距離を考えたら、奇跡的な少なさである。 日本の自治体はマスクが手に入り難くなるのが分かっていながら中国に送っていた。日本人の命を守るために備蓄されていたマスク、学校や医療機関にいくらで...

イセ美術館

2020年2月22日

イセ食品伊勢会長は世界的なアートコレクターとして知られ、収蔵品は各地の美術館で一般公開されている。たまたま出張の帰りに寄った、大阪東洋陶磁美術館の中国陶磁展では余りの質の高さに度肝を抜かれたものだ。最近は茶道具蒐集にも力が入り、光悦茶会の席主をなさっている。さて画像は昨年11月に高岡市に完成したオフィス横の美術館。一般公開はなく、セミナーやイベントに活用され各界の交流の場となっている。主に加山又造...

遠征

2020年1月31日

今日はちょっとだけ霰が降ったが一月はこれだけ、降雪量は結局0だった。と言うわけで趣味の山スキーはお手上げ状態、今シーズンは今のところ中旬の一回のみ。積雪のある場所は標高が高い所だけなので、乗鞍岳方面に片道2時間半の遠征になった。2,500mを超える山頂は氷点下15度と極寒だったが無風だったので、それほど寒さは感じなかった。富士山や乗鞍岳はじめ360度のパノラマを満喫できて極楽であった。2月には降雪...

日本の四季

2020年1月20日

画像は立山連峰、千メートル以下は雪がなく黒々としている。12月初旬に初冠雪と発表されて以来降雪なし、いまだに降雪量はゼロ。60代、70代の人にこんなこと記憶にありますかと聞くと、全く記憶にありませんと返ってくる。お茶事では露地渡りができ、雪があれば長靴であるが、着物に草履が履ける。全くありがたい話であるが、北陸の冬に全く雪がないとどこか寂しい。四季折々の風情は日本文化の根底、庭の雪景色は楽しみの一...

新春茶事

2020年1月 5日

茶道愛好者の高齢化は我が国の高齢化の比ではないだろう。ところが私が招かれた茶事では奇跡が起こった。私の長い茶道歴で初めて連客に振袖が現れたこと、皆さんはご経験があるでしょうか。茶室が華やいだことは言うまでもありません。その上にお点前さんが37歳の男性・・・初々しい。しかも何と茶道歴20年、後炭までしたりっぱな茶事、いやぁー 楽しゅうございました。今年はなにか良いことがある予感がいたします。...

嘉祥

2020年1月 1日

 昨年は大変お世話になり心よりお礼申し上げます。本年も変わらぬご厚情を賜りますようお願いいたします。さて五月に令和になり、平和な時代が続きますようにと多くの人が願いました。大きな災害が続き被災された方々が多かったが、その都度ボランティアが立ち上がりました。世界で称賛される助け合いの精神は日本では当たり前ですが、ここに令和「美しい和」の精神がみられるように思います。令和のように梅の開花とともに皆さん...

干し柿

2019年12月13日

今年も頂いた、あーありがたや! 美味で滋養強壮効果抜群。外気温が出来具合を左右するが、気候の影響をもろに受けるので、すごく神経を使われるそうだ。早速頂いたが出来は最高格であった。感謝感謝。農家の人が高齢で柿の手配が難しくなり、新たな農家を手探りで探す根気。しかも農家までは車でⅠ時間くらい掛かる。喜ばれる人の顔が嬉しくて、毎年徐々に増えた吊るし柿は、なんと千個の大台に乗ったらしく、ご近所の風物詩にな...

ふくべ

2019年11月25日

大寄茶会の床にひと際目を引く"ふくべ炭斗"が飾ってあり、なんと素晴らしい景色なのだろうと目が釘付けになってしまった。会記に益田鈍翁旧蔵とあった。先日佐竹本三十六歌仙展で話題にしたばかり、なんか縁があるようだ。このようなふくべは見たことがないが、昔はあったのだろうか。いや、数はあろうはずがない。鈍翁だからこそ探しあてたのだろう、恐るべしである。 ...

名物コーチ

2019年11月18日

11月も中旬になり皆さんも炉開は済んだであろう。この時期、私は取って置きの釜で炉中のシンホォニーを楽しむことにしている。画像はバスケット選手八村塁の中学時代のコーチ坂本氏。6月に当ブログで書いたが、少し落ち着いたところで祝ってあげようと、仲間10人で鍋を囲んだ次第。現在講演依頼が多いという。そういう私が所属している団体でも講演してもらったが、教育論に発展して非常に有意義な話で満場の拍手であった。今...